リウマチ膠原病内科は、関節リウマチや全身性エリテマトーデス(SLE)などに代表される全身性の自己免疫疾患を扱う内科分野です。自己免疫の異常により関節・皮膚・肺・腎・心臓・消化管・神経・眼・耳など体中のあらゆる臓器に病変が生じる可能性があるため、総合的な診療の視点が求められます。一見ばらばらに見える症状も根底で繋がっていることが多く、全身を診る総合診療力に加え、免疫学的機序を踏まえて病態を考察する必要があります。また、扱う疾患の多くは指定難病に該当する慢性疾患であり、患者さんとは長期間にわたり向き合っていく「内科の中の内科」といえる存在です。一方で、膠原病は急激な臓器障害で発症することもあり、間質性肺炎や肺高血圧症など急性期の治療や集中治療管理が必要になるケースもあります。このように慢性期から急性期まで多彩な病態に対応できることも、本領域の特徴と言えるでしょう。